自由が丘 古桑庵で心癒される【静】

先日、多摩川台公園でお花見散歩の途中で自由が丘にある甘味処 古桑庵を訪れました。

自由が丘のどこか洋風で華やかさのある街の雰囲気の中に現れる趣きある古民家。

 

中に足を踏み入れると、ここが今までいた自由が丘の街だということを忘れてしまうような、静かで落ち着いた和の空間が広がっているんです。まずはこのギャップに驚く。

 

そして、周りを見渡しても、建物の背景も木があり、他の建物などが目を邪魔しない。

ここは自由が丘だよね?

 

木々の茂る静けさの中に佇む古民家。お庭の景色もお手入れもきちんとされている様子が伺える

そこにキラキラ感はなく、そこがまた良し。

桜咲く多摩川台公園から多摩川を臨む眺望で未来に思いを馳せ、一転、静かさ漂う限られた空間で心落ち着く時を過ごす。

なんというバランス。


この日は、窓側のお席に通してもらいました。

お庭が良く見えて嬉しい。


そこで、古桑庵風 抹茶白玉ぜんざいをいただく。

素材はいたってシンプルで、点てたお抹茶に、熱々のあんこと白玉、以上。(だと思う)

ほうじ茶と塩昆布が付いているのも嬉しい。

 

まずは、あんこと抹茶を混ぜないでいただいた。ぜんざいなので混ぜて頂くものかしら。

あんこが思いのほか熱々。

(私は猫舌なので熱いものを食べるとすぐに舌がヒリヒリした状態になる)

熱いあんこには、油断してはならないことを思い出し(相変わらず思い出すのが遅い)

混ぜながら食べることに。 

お味は、甘過ぎないあんこと抹茶のほろ苦さ大人のお味です。

他にも甘味の定番、クリームあんみつもありました。


古桑庵でお庭を見ながら、ゆっくり甘味をいただいてるうちに、多摩川台公園でのお花見散歩や自由が丘散策で高揚していた気持ちが落ち着いていきました。


正に、心の「静」と「動」の両方を体験した日でした。